MAXON Distortion Master DS830 レビュー ~アンプライクな歪み!~

今回は歪み系エフェクター、

MAXON Distortion Master DS830についてレビューしていきたいと思います。

最後までお付き合い頂けると嬉しいです♪

MAXON DS830写真

目次

どんな人におすすめ?

  • アンプライクな太く音圧感がある音を求めている人
  • クランチからハードロックまでの歪みがメインの人
  • ピックアップやピッキングニュアンスを出したい人
  • 定番のBOSS以外で、安価で質の良いディストーションが欲しい人

どんなエフェクター?

  • 老舗エフェクターブランド「MAXON」から発売されている。
  • クランチからハードな歪みまでカバーするディストーション。
  • コントロールはGAIN、BASS、TREBLE、LEVEL。

レビュー

それではレビューしていきましょう♪

歪み系のエフェクターについては、こちらの記事でも

紹介していますので、宜しければ合わせてお読み下さい。

今回紹介するMAXONのDS830は、知る人ぞ知る名機かと思います。

この大きな緑色のボディ。

「お弁当箱」の愛称で知られていますね!

たろく

色合いも好みで、たろくは好きです♪

コントロール部

コントロール部はシンプルです。

MAXON DS830 コントロール

歪み量を調節するGAIN

低音を調節するBASS

後述しますが、中高域を調節するTREBLE

音量を調節するLEVEL

調節に迷うようなことは、基本的に無いかと思います。

試す際は、アンプ側をクリーンにしておいて、

GAIN、BASS、TREBLEを全て12時方向にして、

LEVELを適切に調節しましょう。

クリーンなアンプから、気持ちの良い

ロックなサウンドが出てくるはずです!

GAINの幅は、かなり広いと思います。

GAINを0にすると、ほとんど歪みません。

イコライザーの部分で音質を整えて、

LEVELをアンプのクリーンよりも

少し上げてあげると、音質の違う

クリーンサウンドを切り替えるような

使い方も出来ます。

JC-120のようなトランジスタのアンプを

真空管アンプのようなクリーンにすることも

出来ます。

また逆にGAINをMAXにすると、

かなりハードな歪みまで持っていくことも出来ます。

基本的な使い方はこちらかと思いますが、

アンプのクリーンサウンドから、ペダルをONにするだけで

一気にドライブサウンドに変化させることが出来ます。

サウンド

歪みの感じは、荒々しくも上品な印象です。

暴れすぎることもないので、GAINをどの位置にしても

使いやすいサウンドが得られます。

たろく

扱いやすいマーシャルアンプという印象の音がしますね♪

またシングルコイル、ハムバッカーの違いも

よく出ていると思います。

ハイゲインな歪みエフェクターだと、

どちらのピックアップを使っても、

同じような音になるエフェクターが

よくあります。

しかし、このエフェクターはシングル、ハムの切り替えに対して、

高音域の出方や中音域の出方がしっかり変わるので、

曲によってピックアップやギターを変えることで、

サウンドのキャラクターに変化を付ける人には

おすすめの歪みエフェクターかと思います。

次にイコライザー部ですが、まずはBASSです。

このBASSですが、つまみを上げると、

かなりの重低音を出すことが出来ます。

ですので、バンドで音出しをするときは

ベースと音域が重ならないよう、調節しましょう。

意外に絞り気味でも、しっかり低音が出ているので、

ギター単体で弾くと、ちょっと軽いかなくらいでも

十分かと思います。

次にTREBLEですが、こちらは若干クセがあります。

日本語版の説明書には中高域と書いてありますが、

英語版の説明書にはHIGH and MIDDLEと書いてあります。

たろくの印象としては、英語版の記載の方が

なんとなくしっくりきます。

なぜかというと、TREBLEのつまみをMINから9時方向までは、

高音域が変化しているように感じるのですが、

9時方向を過ぎた途端に、中音域辺りが変化するからです。

MAXON DS830 TREBLE

写真にある位置からMAXまでは、中音域が変化する感じで、

弾きながらつまみを動かしていると、ワウペダルのような

中音域が変わるサウンドが出てきます。

これはぜひ実際に試して頂くか、動画などで確認してほしいです。

なかなか面白いコントロールだと思います♪

積極的に音色の変化を出したい場合は、TREBLEを

大胆に変化させると良いと思います!

音作り

全体的な音の作り方ですが、

以下の順番で調節していくと良いかと思います。

  1. GAINで歪みの量を決める
  2. BASSで低音の量を調節する
  3. TREBLEでサウンドのキャラクターを決める
たろく

左のつまみから順に調節していくイメージですね!

その際、ポイントとしてBASSは絞り気味の方が良いでしょう。

音出しして、足りなければ足していくという方が、

サウンドメイクしやすいと思います。

まとめ

たろくのブログで初めて紹介するディストーションに

DS830を選んだのは、BOSSのディストーションとはまた違いますが、

これも王道と言えるべき、ディストーションであると思ったからです!

たろくも買ってから、かなりの月日が経ちますが、

定期的に足元に帰ってくるエフェクターです。

どの歪みを使うか迷ったときに、まずはこれで試してみる感じですね!

価格も手ごろで、最近のブティックペダルに比べれば、安い部類です。

汎用性も高く、初めて使うには分かりやすいので、

ぜひ一度試してみてほしい歪みエフェクターです♪

歪みエフェクターは沼にハマりますが、

今は動画で比較もたくさんあるので、

買う前に確認も簡単に出来ます。

ちょっと気になるサウンドであれば、

実際に音出ししてみてはいかがでしょうか?

今回のレビューが参考になれば幸いです!

それではまたお会いしましょう!!

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