こんにちわ!たろくです。
今回は、
「tc electronic spark booster」についてレビューしていきたいと思います。
最後までお付き合い頂けると嬉しいです♪
どんな人におすすめ?
- ブースターにもオーバードライブにもプリアンプにも、幅広く使えるエフェクターが欲しい!
- 音量のブーストだけでなく、ゲイン、トーンのコントロールが出来るエフェクターが欲しい!
どんなエフェクター?
- エフェクターブランド tc electronicから発売
- 最大+26dBのブースト&ゲインコントールで音量調整からゲインアップまで対応
- TREBLE、BASSを調整出来るアクティブイコライザーを搭載
- 3つのモードスイッチ(CLEAN、MID、FAT)による幅広い音作りが可能
レビュー
それではレビューしていきたいと思います!
ほんと、何でも使えます!
今回は、tc electronic spark booster。
tc electronicというと、空間系やマルチエフェクターが有名なイメージがありますが、
このspark boosterは、なかなかに使いやすいエフェクターです!
白地に金の文字がいい感じですね♪
コントロール部
まずはコントロール部を見ていきましょう。
- 音量を調節するLEVEL
- 歪み量を調節するGAIN
- 高域を調整するHIGH
- 低域を調節するBASS
- モードを切り替えるミニスイッチ(CLEAN、MID、FAT)
ノブの構成は、アンプや他の歪み系エフェクターと似たような構成なので
迷うことはないと思います。
ですが、このエフェクターの特徴はミニスイッチによるキャラクターの変化ですね!
ミニスイッチ好きです♪
では順番に見ていきましょう!
LEVELは、音量を調節するものです。
ブースターという特性上、このエフェクター単体で使うことは
少ないと思いますが、他のエフェクターと組み合わせる際は、
他のエフェクターの前段にするが、後段にするかで、役割が若干変わってきます。
- アンプや歪み系エフェクターの前につないでゲインアップしたい場合、ゲインの増加量調整。
- 他のエフェクターの後ろにつないで、音量補正をしたい場合は、音量の調整。
前者はギターソロや違う曲などでゲインアップをしたい場合などの使われる方法です。
ゲインアップさせることで、音の伸びや単音時の音量バランスを整えたりします。
このときはLEVELの量でアンプやエフェクターの歪みが上がるので、
好みの量に調整します。
後者は同じくギターソロ時にゲインを上げずに音量のみを上げたい場合、
またはエフェクターの一番後ろで、最終的な音量調整をするために、かけっぱなしで使用する場合です。
こちらは純粋に音量を調節する為に使うので、好みの音量に調整しましょう。
使い方で役割が変わるんですね!
続いてGAIN。
音量との違いが分かりづらいですが、単純な音量アップとして使う場合には
あまり上げない方がいいと思います。
後述しますが、オーバードライブやプリアンプ的に使う場合は
好みの歪み量に調節していきましょう。
今度はHIGHとBASSにいきましょう。
こちらは高域と低域を調整するノブですが、アクティブイコライザーになっています。
このアクティブイコライザーは、該当の帯域に対して、ノブ0時をフラット、
右に回すとブースト、左に回すとカット、という仕様になっています。
ギターについているTONEは高域をカットするだけのものが多いですが、
ブーストも出来るので、積極的な音質変化が出来ます。
ですが、あまりアクティブなどの言葉に惑わされず、自分の気持ちのいい音に
することを目的にいじっていれば、問題ないと思います。
最後にミニスイッチです。
こちらはスイッチを切り替えることで、エフェクターのサウンドキャラクターを
切り替えることが出来ます。
- CLEAN:原音をブーストする味付けの少ないナチュラルな音色
- MID:中域を強調したギターソロ向きな粘りのある音色
- FAT:太くパワフルなオーバードライブのような音色
切り替えることで、かなりキャラクターが変わる上に、MID、FATは音量、ゲイン共に
上がる感じがします。
サウンド
サウンドについては、まずミニスイッチの選択で、かなり変わります。
たろくの勝手なイメージと使用感は以下の通り。
- CLEAN:クリーンブースターorプリアンプ。エフェクターの後段で音量アップをしたり、かけっぱなしでプリアンプ的に使用。
- MID:ゲインブースター。アンプや歪みエフェクターの前段で、ギターソロ時にオン!
- FAT:オーバードライブ。単体で歪みを作ってもよし。違うエフェクターと掛け合わせてもよし。
どれもちゃんと個性があって、用途に合わせて作られているなと感じます♪
もちろんこれは個人的感想なので、CLEANを使って味付けせずゲインブーストしたり、FATをかけっぱなしで
サウンドメイクするのも全然アリだと思います!
一台で幅広く出来すぎ!
CLEANはGAINを上げても、すごく歪むということはありませんが、MIDとFATはGAINをフルにすると、
オーバードライブ並みに歪みます。
ですがギター側のボリュームを下げると、クリーンに持っていくことも出来るので、
手元である程度調整も可能です。
どのように使っても使いやすいと思います♪
音作り
サウンドの部分でも述べましたが、ミニスイッチのポジションで、かなりサウンドキャラクターが
変わってきます。
まずはspark boosterをどのように使うかを考えて、ミニスイッチの設定を決めましょう!
例えば以下のようなイメージです。
- ギターソロのタイミングで音量を上げて目立たせたい!
- ギターソロのタイミングで歪みの量を上げて弾きやすくしたい!
- たくさんエフェクターを通すので、最後に音質、音量の補正をしたい!
- ギターを持ち替えた際に音質、音量の調整をしたい!
- Aメロ、Bメロでクリーンからクランチに変えたい! などなど...
使い方の方向性が決まれば、自ずとミニスイッチのポジションも決まると思います。
そのあとにLEVEL、GAIN、TREBLE、BASSを調整していきましょう!
やってみると分かりますが、ノブを調整した後にミニスイッチを動かすと
また一から調整し直しになります...
ご注意を~。
GAINは用途によって、調整をするのがいいです。
クリーンブーストをする際に上げてしまうと、エフェクターの歪みが乗ってしまいます。
逆に暴れる感じになっていいという場合もあるので、その辺りはお好みで♪
エフェクターをONにしたときに気持ちがいいサウンドを探してみてください。
TREBLE、BASSは、けっこう効きがいいので、あまり極端にすると
ONにしたときに音色がガラッと変わってしまいます。
踏んだ時に音が引っ込む感じがすれば、少しTREBLEを上げる、
またはFATモードで音が太すぎるので、BASSを下げるなど
補正に使うのがいいと思います。
まとめ
今回は「tc electronic spark booster」についてレビューしていきました。
本当に幅広く使えるエフェクターで、新しいエフェクターを追加しても
用途を変えることで、違う場所に鎮座することも出来るエフェクターです。
たろくもいろんなパターンを試していますが、今はプリアンプ的に
かけっぱなしで使っています♪
またコンパクトなエフェクターボードを考えている方には、ミニタイプも存在します。
ミニタイプも便利そうです♪
残念なことは、以前まで一万円を切る低価格でオススメだったのに、
最近値上がりしてしまったことですね...
それでも、この値段で、この汎用性は、十分お買い得かと思います♪
今回のレビューが参考になれば幸いです!
それではまたお会いしましょう!!
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