こんにちわ!たろくです。
今回は、
「Suhr Riot Distortion」についてレビューしていきたいと思います。
最後までお付き合い頂けると嬉しいです♪
どんな人におすすめ?
- アンプライクな上質なディストーションが欲しい!
- クランチからハードディストーションまでカバーできる歪みペダルが欲しい!
- ボリュームやピッキングのニュアンスが出せる歪みペダルが欲しい!
どんなエフェクター?
- ギター、アンプの製作も手掛ける SUHRから発売
- 100Wのスタックアンプをフルアップしたような歪みを再現
- 3種類のダイオードの切り替えによるサウンドキャラクターの変化が可能
- FX Linkを使用することで外部入力によるON/OFFが可能
レビュー
それではレビューしていきたいと思います!
今回は、Suhr Riot Distortion。
Suhrというと、ハイエンドなエレキギターを作っていることで有名なブランドですが、
実はエフェクターも多数製作しています。
紫ケースが、ほんとカッコいいですよね♪
コントロール部
まずはコントロール部を見ていきましょう。
- 音量を調節するLevel
- 歪み量を調節するDist
- 音質を調整するTone
- ダイオードを切り替えるVoice(ゲルマニウム、シリコン、LED)
- 外部操作をコントロールするFX Link切り替えスイッチ
ノブの構成は、一般的な歪みペダルと同様ですね。
シンプルイズベスト!
コントロールに迷わない、というのも良いエフェクターの特徴だと思います。
そしてミニスイッチがありますね!
ミニスイッチを見るとワクワクします♪
では順番に見ていきましょう!
Levelは、音量を調節するものです。
エフェクターをONにした際に、アンプから出てくる音量が変わってくるので
このツマミで調節しましょう。
次はDist。
こちらはエフェクターの歪みの量を調節するものです。
かなり歪むエフェクターではありますが、12時よりも左にすればクランチも可能です。
もちろん右に回していけば、かなりのハイゲインになりますが、音が潰れすぎることは
ありません。
どの位置でも使いやすい歪みですよ!
続いてはToneですね。
こちらは音質を調整するものです。
右に回せば、高域を強調、左に回せば高域が削られ
マイルドな音色になります。
そしてVoiceです。
こちらはスイッチを切り替えることで、内部のダイオードを切り替えることが
出来ます。
キャラクターが変わるイメージですね!
- 左:ゲルマニウムダイオード
- 中央:シリコンダイオード
- 右:LEDダイオード
個人的には劇的に変わるというイメージではありません。
でも確かにサウンドのニュアンスが変わります。
出来ればスタジオなどで大きな音量にした状態で
切り替えてもらうと、違いが実感出来ると思います。
最後にFX Link切り替えスイッチ。
エフェクターの上面についているスイッチですが、役割としては次の通りです。
- ON:エフェクターに電源を入れたときにエフェクターON
- OFF:エフェクターに電源を入れたときにエフェクターOFF
- FL:外部入力でON/OFFを切り替える際に選択
スイッチングシステムなどで、外部の信号でON/OFFを切り替えることが出来るので、
スイッチャーなどでエフェクターボードを組んでいる方には助かる仕様かと思います!
サウンド
サウンドについては、シンプルで分かりやすいです。
Distが9時くらいまではクランチ、それ以降はガッツリ歪んでいきます。
かなり歪ませても一音一音がはっきりしています。
コードを弾いても、1,2弦の音が綺麗に聞こえます。
Toneがしっかり効くので、シャープな音色にすることもウォームな音色に
することも簡単です。
Voiceが一番悩むところですが、たろくの個人的な感想は以下の通り。
- 左:ウォームで荒々しい感じ。ボリュームの追従が一番いい。
- 中央:ミドルが持ち上がる感じ。よく歪んで太い。優等生なイメージ。
- 右:中央とは逆にミドルが下がってドンシャリ。ハードロックに合いそう。
キャラクターが違って、自分の弾く曲やスタイルに合わせて変えていくと
良い感じになると思います。
個人的感想なので、感じ方はそれぞれですが、自分の中でイメージを持っておくと
この曲にはこれだ!と思うものが見つけやすいと思います!
たろくは気分で左と真ん中を使い分けています♪
あとはサウンドではありませんが、ノイズが少ないです。
かなり歪むエフェクターですが、手持ちの他のエフェクターに比べても
ノイズが少ないので、こういったところも好印象ですね!
音作り
音作りはコントロールがシンプルなので、悩むことは少ないと思います。
自分の必要な分だけDistで歪みを調整して、Toneで音色を補正、
あとはON/OFFの音量差をLevelで調整、という歪みエフェクターの
基本のやり方で問題ありません。
Voiceはどうする??
Voiceは好きなキャラクターが決まっていれば、最初に設定してしまえばいいですが、
最初は歪みの量を決めてしまってから、スイッチを切り替えて好きなものを
選んでいくといいと思います。
Voiceを左にして、Distを12時よりも左にしておけば、ギター側のボリュームで
クリーンにすることも出来るので、試してみてもいいかと思います。
ボリュームを絞った状態でクリーンにしておけば、強くストロークすると歪んで
アルペジオはクリーンなども出来ます。
これだけ歪むのに、こんな風にコントロールが出来るのはすごいですね!
アンプライクと言われる部分だと思います。
まとめ
今回は「Suhr Riot Distortion」についてレビューしていきました。
かなり有名なエフェクターですし、試奏動画も多く出ていますので、
気になった方はチェックしてみてはいかがでしょうか?
また派生の商品もあり、さらに歪むモデルや、ミニタイプも出ています。
ミニタイプはエフェクターボードを小さく出来るのでオススメ♪
それにしても、たろくが買ったのは数年前ですが、だいぶ値上がりしていたんですね。
なかなか手が出にくい価格ではありますが、汎用性も高く、長く使えるエフェクターだと
思いますので、ハイエンドな歪みエフェクターを選ぶ際の、検討候補に入れてみてはいかがでしょうか?
今回のレビューが参考になれば幸いです!
それではまたお会いしましょう!!
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