今回は前回に引き続き、エレキギターのエフェクター基礎知識として、
エフェクターの種類について紹介していこうと思います。
今回は、モジュレーション系についてお話させて頂きます。
これからエフェクター使ってみようかな?
なんか色んな音が出せるみたいだけど何が出来るのかな?
という方々の参考になれば幸いです♪
最後までお付き合い頂けると嬉しいです♪
エフェクターとは?エフェクターの種類とは?
エフェクターとは?エフェクターの種類って?
という方は、以前の記事を参考にして頂ければと思います。
モジュレーション系
モジュレーション系というエフェクターですが、
一般的には周期的に揺らしたり、うねらせたりする
タイプのエフェクターを指すことが多いです。
代表的なものは以下のようなエフェクターです。
トレモロ
トレモロは周期的に音量を変化させて、
音を揺らすエフェクターです。
曲のテンポなどに合わせて
揺らす速さを変えたりしてみると
いい感じになると思います♪
イントロだけとか、Bメロに入れてみたりなど
アクセントで使ってみるといいでしょう。
シンプルな分、インパクトもあるので、
使いどころにセンスが出ますね♪
代表的なものはBOSSのTR-2でしょうか。
フェイザー
フェイザーはフェイズ・シフターとも呼ばれる
エフェクターです。
ちょっと難しい話になりますが、
フェイズというのは位相のことです。
このエフェクターは位相をずらした(シフトした)音を
原音にミックスし、その位相を周期的に変化させることで
ショワショワとした特徴的なサウンドを生み出します。
ちょっと専門的な用語ばかりで難しいですが、
ファイザーのサウンドにハマると
常に足元に置きたくなると思います。
クリーンのカッティングにも良し、
歪ませたサウンドにも良し。
意外にギターソロだけにONも面白いです。
代表的なものはMXRのPHASE90ですね。
レビュー記事も合わせてどうぞ!
フランジャー
フランジャーは微妙に遅らせた音を
原音にミックスするのですが、
その際に遅らせる時間を周期的に変えることで
音にうねりを加えることが出来るエフェクターです。
歪ませた音にして、フランジャーをかけた状態で
ブリッジミュートをしながら弾くと、
有名な「ジェットサウンド」を出すことが出来ます♪
仕組みは違いますが、フェイザーとフランジャーで
似たような音を出すことも出来ます。
好みで使い分けるといいと思います!
フランジャーはガツンとかけて
インパクトを出したいですね♪
代表的なものはBOSSのBF-3あたりですね。
コーラス
コーラスは音の雰囲気は違いますが、
原理はフランジャーと全く同じです。
違いとしてはフランジャーよりも
遅らせる音が遅い点です。
なので、機種によって遅らせる速さを
調整できるものはフランジャーの音も
出すことが出来ます。
コーラスは、フランジャーよりも長めの遅延で
音程変化が出来ることで、一人の演奏がまるで
二人以上の合奏のような厚みを出すことが出来ます。
まさにコーラス効果を得ることが出来ます♪
アルペジオに薄めにかけてみたり、
歪みに深めにかけてみても面白いです!
機種によってクセの少ない、強いの差が
結構あるエフェクターだと思います。
前者はBOSSのCH-1など、
後者はELECTRO-HARMONIXの
SMALL CLONEなどが挙げられますね!
まとめ
以上、代表的なモジュレーション系エフェクターを
紹介させて頂きました。
モジュレーション系のエフェクターは
機種によっては、ステレオで2台のアンプで鳴らせたり、
エクスプレッションペダルでリアルタイムに
パラメーターを変化させることで色んな音作りをしたりと、
エレキギターならではの音作りが楽しめますので、
是非いろいろ使ってみてほしいです♪
また本当にいろんな機種が多いジャンルですが、
それぞれのエフェクターを使いこなせれば
サウンドの幅は確実に広がると思います!
自分好みのエフェクターが見つかると良いですね♪
それではまたお会いしましょう!
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